現役看護師が教えるストレスフリーな介護術

辛い介護の日々をもっと楽にしていきましょう!

自宅でのリハビリ

「最近自分で立ってくれないなぁ…」

「何もない所でふらついたり、

つまずきそうになることが多いなぁ…」

 

といった

本人さんに変化はありませんか?

 

 

 

それは

加齢に伴う筋肉の衰えかもしれません!

 

人は歳を重ねると

筋肉量が減ってしまうのはご存知だと

思います。

 

対策をしなければ

あっという間に寝たきりの生活へとなってしまいます!



寝たきりになれば

介護度が上がり、

介護する側も大変になってしまいます。

 

高齢者にとって大切なのは

現在の力をできるだけ、

維持することです

 

 

では、

在宅介護でできる

その対策について今回ご紹介します。

 

 

ステップ1

リハビリの必要性を知る

 

まずは、

「なぜリハビリが必要なのか?」

 

 

筋肉量は加齢と共に低下していきます。

しかし、それだけではありません。

 

筋肉は使わなければ、

その筋肉は減ってしまします。

 

高齢者はほとんどは活動量が低く、

ベッドで過ごされる方が多くいます。

 

 

一日ベッドで寝ていると

筋肉量は減少してしまうのです。

 

よって、

(加齢による筋力低下)

(筋肉を使用しないことでの筋力低下)

ダブルで襲いかかってくるのです!

 

このままでは

あっという間に筋力が減って、

転倒しやすくなり、

骨折や不慮の事故を引き起こす

リスクが高くなります。

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また、

今まで出来ていたことが出来なくなり、

今まで以上に介助が必要になるかもしれません。

 

その様な状態を防ぐためにも

リハビリは必要となります。

 

 

ステップ2

在宅できるリハビリ

 

では、

リハビリとは一体

何をすればいいのでしょう?

 

簡単なことから始める

ウォーキングやランニングなど

激しい運動は必要ありません。

 

本人さんができる範囲から

始めまてください。

 

ベッドでもできる

筋力UPもあります。

 

例えば

ベッドや椅子から

立ったり座ったりすることで

下半身の筋肉を鍛えれます。

 

膝が痛い人は

足首を動かすだけでも

フクロハギの筋肉を鍛えることが可能です!f:id:bazirisuka:20210711215316j:image

 

 

デイケア

訪問リハビリテーションを利用する

 

介護認定を持っている方は

デイケア

訪問リハビリテーションを利用することが

できます。

 

 

デイケア(通所リハビリテーション)は

施設で行い、

集団で行うリハビリも提供されます。

 

集団でリハビリを行うことで、

他者との交流することでき、

引きこもり解消になります。

 

専門的な器具や

整った環境でリハビリ

受けることもできます。

 

施設によっては

食事の提供やお風呂などのサービスを

受けることができ。

 

さらには

デイケアに行っている間は

介護する側に自由な時間ができること

メリットの1つと言えるでしょう。f:id:bazirisuka:20210711215338j:image

 

一方で、

集団で行う分

個別メニューには限りがあること。

 

また、

すでに寝たきりの状態など

本人の状態次第で受け入れて

もらえない場合がある。

 

などの

デメリットがあります。

 

そして

今注目されているのが、

訪問リハビリテーションです。

 

 

専門職である、

理学療法士

作業療法士

言語療法士

が派遣され、

 

効率の良いリハビリテーション

自宅で受けることができます。

 

 

訪問リハビリテーション

自宅に来てくれるので、

個別のリハビリを受けることができます

 

個別のリハビリを受けるため、

本人さんの状態に合った

リハビリを受けることができます。    

 

しかし、

一人で受けるので、

他者との交流が取れないなどの

デメリットもあります。

 

 

 

デイケアと訪問リハビリテーションには

お互いに

メリットとデメリットがあり、

本人さんやご家族にとって

一番マッチしたものを選び選びましょう。

 

 

どちらがいいかわからない場合や

サービスを利用してみたいと

思ったら

ケアマネージャーに相談してください!

 

本人さんにあった

ケアプランを一緒に考えてくれます。

 

 

 

この記事を読み終えたら

本人さんの状態を

もう一度確認してみてください!

 

 

「食事やトイレ以外は

ずっとベッドにいませんか?」 

 

「ちょっと足がふらついたり、

小さな段差でつまづきそうに

なってませんか?」

 

「あれ?前は自分でできていたのに…」

と思ったら要注意です!