認知症との関わり方
「言う事を聞いてくれない」、「さっきも行ったのにこれで何回目?(-_-;)」「何故かいきなり怒り出した」といった毎日の介護のなかでネガティブ思考を感じる経験はありせんか?
認知症を上手くコントロールできるコミュケーション方法があります!
介護拒否や徘徊、暴言・暴力で悩んでませんか?
その悩みを一緒に解決していきましょう!!
認知症との関わり方
ステップ1
認知症を知りましょう
まずは、認知症についてしっかり把握するがことが大切です。
認知症とは
ステップ2
好きなこと・嫌いなことがあることを知ろう
認知症の方は記憶障害や見当識障害(時間や季節を忘れるなど)を抱えても様々な想いを持って生活をしています。その中でも以下の様な傾向があります。
好きなこと
- 昔話を好む
- 自分の家や自分の部屋を好む
- 今までしてきた習慣を自分でしたい
- 安心できる人や家族
嫌いなこと
- 環境の変化(入院や施設入所)
- 初めての人と関わること
- できないと決めつけられること
- 新しいことを覚えること
みなみに私の場合、認知症の方が入院すると環境が変わってしまうため、夜勤なんかは「ここはどこ!?」、「帰らせて!警察呼ぶわよ」と夜中に病院から出ようとする患者さんは数多くいました(^_^;)
ステップ3
心構えを持つ
実際にコミュケーションを始める前に自分の心の準備をしましょう。
- 頑張り過ぎないこと
- 適度な諦めと受容
やはりなんでも頑張り過ぎは良くないです。介護する側が鬱や精神病になってしまうリスクがあります。
認知症と関わる上で大切な家族であっても、イライラしてしまったり、怒りが込み上がってしまう場面は必ずやってきます。
感情のコントロールをしっかり行い、ストレスを溜めないように注意していきましょう。
ステップ4
実際にコミュケーションを行っていく
1番大切なのは「信頼関係」です。
認知症初期段階では、その本人も実は認知症ではないかと不安を感じています。本当はものすごくストレスを感じていて、助けて欲しいと思っています。
そのストレスが認知症の症状として現れてると言われてます。安心させてあげる、信頼が大切になるわけです。
信頼関係を築くための注意すべき点
- 傾聴、褒める、相槌を打つ
話を聞いてくれる、認めてもらえるそれだけでも、認知症の方は嬉しく思います。
- 拒否と否定
たとえ認知症になっても本人のプライドや自尊心が失われるわけではありません。また、否定されることで本人のストレスが増大することにより増々症状が悪化します。しかし、注意は別です。本人は考えて行動や発言をしているので、まずはちゃんと理由を聞いてから考えを訂正してあげましょう。
- 無視や放置はしない
無視や放置をしてしまうと、本人は孤独感を感じてしまい、不満が溜まります。それが暴言や暴力となって表面化してしまうケースもあるので注意が必要です。
以上4ステップです。